脂肪は体にとって大事なもの

ダイエットを繰り返す女性にとっては、たるんだ脂肪や脂肪細胞は敵・無駄のように思うかもしれませんが、脂肪は体にとって非常に大事なもの。

脂肪がなければ大変なことになってしまいます。

脂肪の役割

脂肪の主な役割は糖質が枯渇した時のエネルギー源・タンパク質異化作用の制限・外からの衝撃を和らげる・ホルモンなどの代謝の重要な役割があります。

先進国では飢餓状態になるケースは少ないですが、食事の時間がとれずにある程度の時間空腹状態になってエネルギー源となる糖質がなくなれば体に蓄えた脂肪を燃焼させ生命活動を維持します。

長期にわたる飢餓に対して脂肪をエネルギー源として蓄えておくのも大事な役割です。

空腹状態が続きエネルギー源としての糖質も脂肪もなくなると今度はタンパク質を取り壊してエネルギー源とし生命活動を維持するようになります。

これをタンパク質異化作用といいますが、長期にわたる過度なタンパク質異化作用は筋力や体力を奪い最後には疾病の原因にもなってしまいます。

女性のホルモン代謝にも重要で正常な整理の発現や維持にはかかせません。ホルモン代謝の異常がおこれば生理不順はもちろん肌や髪の毛のハリや艶などがなくなり老化が促進されます。

また外側からの衝撃や温度から身を守る作用があります。極端に体脂肪が低いと寒さに弱く簡単に風邪をひいたり場所や状態によっては凍え死んでしまう確立が高くなります。そこまで極端な場合でなくても普段の体温を調節するのに重要な役割があります

寒い日の朝や部屋から風呂場までの間裸でいるのも不快・ストレスに感じるようになります。またちょっとした衝撃でも怪我をしやすくなったと感じるでしょう。

スポンサード リンク

このページの先頭へ